「レイキとわたし」
自分がレイキを本格的に学び始めたのは、2019年1月のこと。
それよりずっと以前に「レイキ」という言葉はなんとなく耳にしたことはあったはずで、おそらく十年ほど前？に今になって思い返せばそう言えばあれはレイキヒーリングだったんだと忘れていたほどにあまり印象に残っていなかったけれど、癒しフェア的なイベントでレイキヒーリングを体験したことがありました。何かほんわか温かいエネルギーに包まれていたような記憶があり、ヒーラーの感想だったか、自分自身の感想だったか記憶が定かでないけれど、ヒーリング中に虹のようなオーラが見えたという微かな記憶がある程度で、、その後、ヨガ講師となり、タイ古式セラピストとなり、仲間のSNSでレイキのヒーリングや伝授やってますみたいな投稿を目にする機会も増えたけど、正直なところ目に見えないスピリチュアルなものなのであまり興味もわかずにスルーしていた。
そこから2018年暮れに急にレイキに目覚めました。
きっかけはタイ古式セラピストの仕事をする中で、エサレンというオイルトリートメントの手技に興味を持った過程で、そこの主宰者がその協会の手技を学ぶ前提として、レイキを取り入れていたのです。（しかも現代レイキ）その方のお話では、たくさんのセラピストに指導して来た中で、レイキを身につけているセラピストの手が特出して癒しの効果が高いことに気づいたようなメッセージが書かれていたのです。
そこからレイキのことが急に気になり、いろいろと調べ、本を読んだりした後にレイキを学ぼうと決意し、地元近くで学べるところや、買った本の著者などいろいろと検討し、すぐには現代レイキに辿り着きませんでしたが、確か三冊目に購入した土居裕先生の「癒しの現代霊気法」を読んでからこれだと確信を得て現代レイキに決めたのだと思います。
そこからはご縁があって横浜のよつばさんから現代レイキを学ばせていただくことになりました。
その頃はタイ古式セラピーの指圧やストレッチなど物理的にクライアントの体に触れる行為に対して、物理的な行為ゆえにセラピストとクライアントとの体格差による限界を感じていたのですが、レイキを学び始めた時に一番の大きな魅力として感じたことは、霊氣は宇宙に充満する愛と調和と癒しの波動で、ただ淡々と手を当てているだけでその時必要な癒しが起こるのだということ。私たちは宇宙に生かされており、霊氣によって宇宙との繋がりを再認識し、宇宙から注がれる高次元の純粋な波動によって、人が本来誰でもが持っている自然治癒力を取り戻すものだということ。
僕にとってはこの宇宙と繋がる行為というものに大きな魅力を感じました。
長年実践し続けているヨガの世界観でも、根底には宇宙との繋がりを重んじる思想があるので、宇宙という言葉にも素直に惹きつけられ、宇宙こそが生命の源であり、生命の全てであると思っているので、そういう意味でもこれまで色々なものに興味を持って取り組んで来ましたが、レイキ法さえ身につけてしまえば、もう他には何もいらないと思えました。
大正11年（1922年）に臼井甕男先生がご自分の極限の体験で得たものを自分だけのものとせず多くの人々に分かち合おうと始められた臼井霊氣療法。それから百年ほどの歴史ある霊氣法を学び始めてまだ一年余りですが、その間セラピストのお店を辞めて自宅プライベートサロンの準備を始めたり、最近ではコロナ禍の渦の真っ只中にいる状況で、ふつうなら不安や心配、恐れなどに振り回されそうな状況でも、レイキ法を身につけたことで全くそんなことはなく過ごせているのも、現代レイキ法のエッセンスである「心身の癒しと精神性向上」という、単なるヒーリング法に留まらず、精神性の向上をも目指していることであり、その根底にある臼井先生の最も大切な教えである教義五戒、この五戒があることでなんの恐れや心配もすることなく過ごせていることにとても感謝しています。
自分にとってこの五戒に出会えたことが霊氣法に巡り会えた最大の恩恵であり、この五戒があることでこの先の人生、どんな荒波が来ようとも乗り越えられる安心感があります。
【 臼井霊氣療法 教義五戒 】
招福の秘法、万病の霊薬
今日だけは、
怒るな
心配すな
感謝して
業をはげめ
人に親切に
朝夕合掌して心に念じ口に唱えよ
心身改善 臼井霊氣療法 肇祖 臼井甕男
このエッセイは先月、現代レイキのレベル4、マスターになるためのセミナー受講する時の課題として提出したものです。
一年ほど前に自宅プライベートサロンをオープンし、その間レイキを必要としている方がたくさん来てくださり、それをお伝えすることが宇宙から与えられた自分の使命のひとつであると魂の声の導きにより、ご縁をいただく必要な方に現代レイキ法をお伝えして行きます。
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