看取りは親からのギフト。
Day10.
入所してる施設から呼吸の様子が早くなったと連絡を受け、昼過ぎにお見舞い行くと、前日37度台だった熱が38度になり、手足が冷たく呼吸が早くなっていた。
ローズオイルの蓋を開け、鼻に近づけると口を強く閉じて一生懸命に鼻で香りを嗅ごうとしていた。
解熱作用のあるペパーミントや、アロマタッチの8本のオイルをブレンドしたもので足へ塗りながらケアしたり、フランキンセンスやローズオイルを額の生え際にドロップしたり、いつものようにオイルを使ってケアしましたが、呼吸の様子は変わらず早くて少し苦しそうで、この状態が長引いてしまうのは可哀想だなと思いながら施設を後にしました。
そして夕方、兄夫婦がお見舞いに来るのを待っていたかのように、17時40分 苦しむ様子もなく静かに穏やかに安らかに息を引き取りました。
母を偲ぶ方々のお言葉から
僕の中にある愛は
母から受け継いだ愛であることを知る。
この数ヶ月、母との別れが近づくにつれ
僕の中の愛が益々膨らんでいたのは
このことだったのだろうか。
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